column | Michiko Yoshino | ジャズボーカリスト 吉野美知子

column

秋たけなわ

芸術の秋、食欲の秋、

普段のルーティーンの合間にコンサートや展覧会などいっぱい足を運んで楽しんでいます。

食欲は落ちませんが外で友人たちとお食事をする機会はコロナ以降なかなかありませんが、コンサートや美術館はコロナで止まっていたのが息を吹き返し、お気に入りがやってきて満喫しています。

先週の土曜日は、立川の昭和記念公園のライトアップされた紅葉を楽しんできました。

園内の日本庭園はネット予約で人数制限があったので、人混みで不快になることもなく楽しんできました。

自然の光の中の美しい紅葉はもちろん素晴らしいですが、ライトアップされた事による美しさもため息が出るほどでした。

日本は美しいですね。早い話ですが雪景色も楽しみ!


最近は音楽を聴くのに、PCやIphoneの定期的に料金を支払い(これをサブスクと最近言うみたい)聴くことがほとんどで、聴きたい曲はすぐ聴けるので、一枚一枚聴くCDやレコードを聴かなくなって部屋の隅でCD達は手に取ってもらえる機会を待っていたいるような状態ですが、昨夜、練習の合間に、"あの曲はあのCDに入っていた?"と、CDラックをのぞき始めたら、止まらなくなって2時間くらいこのアルバムもいいなあ、いいなあ!と取り出したCDが手に持てないほど。

本も同じように手元にいつも数冊以上読みたい本が、積んであります。

欲望というのか、いっぱい楽しみがあって時間が足りません。


今週末は、来月11日にある"Spice of ife"(生徒のコンサート)のリハーサルが迫っています。

あっという間に毎日が過ぎていきます。




IMG_2878.JPG

昭和記念公園は、米軍基地の跡地に造られた公園で、昼間行ったことがありましたがとにかく広い。
waikingには最高です。まだ紅葉はちょっと早かったかな?でも光を当てられて緑とのコントラストも素敵。


IMG_2872.JPG

日本庭園なのですき家づくりの建物や池にかかっている橋なども水に映る姿もいい!


IMG_2849.JPG

日本庭園の外でも公園ではライトアップされた作品がたのしい!



IMG_2853.JPG

Dancingとかいうタイトルだったと思う。
大好き!恐竜もこの作品も。作者を控えなかったのは残念。ごめんなさい。

IMG_2897.JPG

久しぶりに練習そっちのけでCD散策


IMG_2898.JPG

レコードラック。この4−5倍はあります。
30代後半まではレコード主流でした。
ボストンにいた時、タワーレコードにレコードが並んでいましたが、
スイス人のルームメートはCDを持っていました。
それからあれよあれよとアナログからCDに。
そして今はCDの存在感は薄れるばかり













スローライフ

とつぜん薄いシャツから厚みのある服が着たくなった寒い日がやってきて一気に秋が深まった感じです。

それはそれで空の青さがうれしく、空気がすっきりした秋を実感しています。

秋のせいかな?子供の頃の広い青い空や、家のあたりの風景、隣の柿の実はゴマが入っていて特別に美味しかったことなど、ふと懐かしく思い出しました。


ミュージシャンをやっているということは、一般的な日常の過ごし方やスローライフにはほど遠く、演奏の回数は関係なく通常は練習などやそれを続けるための体力、心身とも元気でいるためのルーティーンが優先になります。(書生生活と私は言っていますが)年を重ねて疲れやすくなりましたが普段の生活は変わりません。元気にありたいというのは誰にでも言えることですが。

好きなコンサートや美術館などはちょこちょこ出かけますが、日々の機微を感じ味わうなど一般的な生活とちょっと違うとおもいます。

ライブの後などは、頭も体も疲れ果て、そして回復した後はご褒美に取っておいたちょっとした旅に出かけたり友人に会ったり、宿題だった片付けや、気になっていたところの特別な掃除などにとりかかったり。


前回のライブは9月10日は十五夜で、前日のニュースで十四夜は待宵月「まちよいずき」という名前がついているの知り嬉しくなり、よりいっそう翌日の十五夜を楽しみにしていました。

ライブ当日の休憩に月を見に出た観客が"綺麗だよ!"と教えてくれたのですが、見に出る余裕がなく、帰りは今日の演奏で頭がいっぱいで見ずじまいでした。そんな感じです。


12月11日は主催の生徒の Christmas Concert(Spice of life59)、そして私のライブは今年は終わりで、明けてお正月の2023年1月13日です。

今はその隙間のちょっと緩んだ隙間の時間を楽しんでいます。

みなさまも寒暖差で体調を崩されませんように!




PA080019.JPG

昨日は十三夜だって.
友人が"...月が明るくあって、すぐそば左に大きな星が並んで見えるよ、土星だって!"
私からは雲に隠れて土星は見えなかったと言ったら写真を送ってくれました。


IMG_2759 2.JPG

先週の日曜日は二週間前に台風で行けず予約を変更してもらった江の浦測候所へ。

東海道線の小田原の先の根府川という駅を降りると予約しておいたシャトルが迎えにきてくれました。駅からの海の景色でもう最高な気分になりました。

前日は久しぶりに二番目の兄が住んでいる横須賀で一泊。

6歳上のその兄はとても几帳面で、3−40年前の車を大事に乗って、ばっちりスローライフ。


IMG_2784.JPG
柑橘山 春日社

江の浦測候所は、前にNHKの日曜美術館で知って、"いつか"行きたいと!"
周りはみかん畑です。園内にもみかんの木がいっぱいの蜜柑山です。
アーティスト杉本博司さんが設計したランドスケープと彼が集めた骨董なども。
美しい景色の中、敷地全体が美術施設でアートの発信の地となる場として造られたようです。
園内を歩くには結構なハイキング。スニーカーがおすすめです。



IMG_2764.JPG
100メートルの大谷石とガラスのギャラリー
先端部は海に向かっている。
園内の所々にここからは行かないでの、マークになる小さな置き石があります。

IMG_2729.JPG

9月は李 禹煥Lee Ufan)展へ。六本木の新国立美術館へ

彼は韓国人ですが、日本でも学んだ影響か同じ東洋人か日本人の作品?と間違うほど。哲学的で静かな精神性の高い世界観です。

直島に彼の美術館がありますが以前に島に行った時は逃しました。

今度はぜひ行ってみたい。


IMG_2801.JPG

これは以前、直島など回った時の瀬戸内の豊島美術館。

アーティスト内藤礼と建築家西沢立衛による曲線に包まれた建物自体が作品です。

撮った写真が見当たらないので館内で購入したたpost cardの写真です

床から水が噴き出てすごく面白く癒されます

世界中の中で大好きな美術館の一つです。またぜひゆっくり行ってみたい。


私は美術館は絵画や作品を見るのも好きですが、建物、空間も静謐で広々していて大好きです。

だからなるべく混雑する時は行かない。

最近は予約制や、人数制限があるのはいいことだとおもいます。

ガヤガヤ行列して急がされて、見ても楽しくない。

特別のいいレストランで美味しい料理を味わうには、ゆったりした所でゆっくり味わいたい。

わいわいのいいレストランはそれはそれで楽しいですが。美術館はね。



「....同じ方向を見ること」だって

最近誰かがTVで言っていた言葉に共感しました。

「愛とは一緒に歩むものではなくて同じ方向を見ること」だって!
星の王子様の作者サン.テグジュペリの言葉だそうです。

愛も色々ある、納得!
カップルだけの愛とは限らずね。

一週間すすぎました

何十年ぶりかの大きな台風が接近しているとのニュース。

台湾に転勤になった生徒のNさんからも"台風大丈夫ですか?て。

今日は楽しみにしていた、東海道線の小田原の先の根府川というところにある、江の浦測候所という美術施設に行くつもりで家を出たのに、駅で小田原から先は大雨で電車が止まっていると言われ、そのまま家に引き返すのももったいないので、"そうだ"と久しぶりに私のセントラスパークの井の頭公園まで歩き、雨の中をゆっくり散策してきました。台風のせいか人がいなくていつもと違って静かで気持ちよかった。


Zimagineライブが終わって一週間すすぎました。

まだ頭も身体も疲れが残っていますが、

"ああ、楽しかった!

お越しくださいましたみなさまありがとうございました。

久しぶりの共演のPianist二村希一さん、ずっと共演してくださっているBassistのMark TourianそしていつもSpice of Lifeで演奏してくださるDrumsの吉岡大輔さんの気心の知れた4人での初めてのメンバーの組み合わせのバンド。始まる前からいい感じになるような気がして、リラックスできて、4人の心が一緒になったいい演奏だった気がします。共演のみんなからも楽しかったね!のメールが。聴衆の皆さんにも私たちの楽しさが伝わったみたい。こちらも聴衆の皆さんに癒されました。

また客席からでなければ、見えない、感じない感想なども聞くと、できるなら自分も聴衆になって客観的になって聴いて見たい気もします。


毎回、いっぱい感じ、問題があったらまた次はこうしようと...

ライブは最高の勉強の場です。生きている感じがします。


次回のMystery FourのZimagineのライブは新年の1月13日になります。



IMG_4341.jpg

9月11日のZimagineライブ。二村さん、Mark, 私、吉岡さん




IMG_2752.JPG

公園で真っ赤なキノコ見っけ!



IMG_2750.JPG

公園の鳥たちは雨の中の静けさを

満喫しているよう



IMG_2739.JPG

自分のライブが終わったので甲府までPainist中村真さんと古谷淳さんのDuo聴きに。

行きは友人の車、帰りは鈍行で。

こういう駅の風景は故郷の上越線のローカル線を思い出してなぜかほっとする。

ライブハウスは昔の芝居小屋のような風情のある"桜座"。小屋も味わいがあるけどマスターも。







元気づけられ

今日は2つのグループレッスンの日。

Vocal Jazz Ensenble(Jazz Chorus)とVocal Improvisation.

準備して,お掃除を終えてちょっと一息とTVをつけたら片腕を失った少女がチアダンスにチャレンジする姿。24時間TVでした。

あどけなくて真っ直ぐで、前向きですごいなあ!とうるっとき、私も今日一日頑張ろうと元気づけられた。


新聞を広げるとスポーツ面に、昨夜、日本ハムのノーヒット ノーランを達成した大きなポンセの投球写真。

私はそんな野球ファンでもないけど、日本ハムの新庄ファンで日本ハムは勝ったかな?くらいは気になる。8連敗がこの勝利でストップ。よかった!

ビッグボスは面白いし、素晴らしい感性、心が清らか、優しいし。大袈裟なファッションはちょっと私の趣味ではないけど...ワクワクする。

ビッグボス、応援してまーす。


そして紙面を下に目をやると"マリナーズ殿堂入り式典"のイチローの顔写真と記事。

私は今活躍中の2刀流の大谷選手はもちろん素敵だけど、よりイチロー世代でイチローファン。久しぶりのそれも小さい記事でも胸キュンくらい嬉しくなる。


夜のニュースでそのイチロー殿堂入りの式典の模様が放映されました。

ファンで埋め尽くされた球場でアメリカらしい楽しく、粋な演出の素晴らしいセレモニーだったよう。

イチローのスピーチの中で「...日本から来たやせっぽちのやつがこのメジャーのユニホームを着て戦い今夜この栄光を受けているのです。君たちが同じようにやれない理由はどこにもありませんと。....」

とマリナーズの選手を勇気づけた。

元大リーグの松坂大輔氏や大谷選手も、"尊敬して目標にしています..."のお祝いのメッセージ。

ファンの私も大リーグに行ってからのイチローのプレーでどれだけ勇気づけられ感動をもらったことだろうか。

イチローさんおめでとうございます。





それがスピリット

ふと私が30年以上前に住んでいたBostonでの学生時代のことを思い出しました。

Bostonは学術の街でもあり、学生や先生や研究者がいっぱいでした。


私の通っていた音楽学校(Berklee)もあり、音楽に夢を見ているこれからの人から才能いっぱいの天才や自信満々の人、先生、ミュージシャンが周りにいっぱいいる環境でした。未来に夢を膨らませ卒業する人も、中断していた音楽を学び直す人、挫折して諦める人など色々。

先生なども大学で教えながら真摯にみんな自分の課題に向かっている人がほとんど。


学内の生徒のリサイタルでは、自分の気に入った学生の仲間に"共演して!"と声をかけたり、先生もお願いされて、引き受けたらどんなすごい先生でも有名ミュージシャンでもノーギャラで生徒のバンドに参加するするルールになっていて生徒はとてもラッキー。

先生達も共演を結構楽しんでいました。私も素晴らしい人たちに共演していただき、いい思いをしました。

先生も売れっ子バンドで世界を飛び回る先生もいれば、自分の音楽を探求する修行僧のように黙々と殺風景で観客数人のジャズクラブで毎週演奏を続ける先生などそれぞれ。

今でもBostonの真摯に音楽に向かうさまざまな人たちの光景が目に浮かび懐かしく思います。


かつてアメリカでジャズが最も栄えた時代、Bostonもその一つで、ジャズクラブが軒を連ねる通りは活気に溢れ、連日ジャズの演奏が楽しめたようです。が、私のいた頃はアメリカの経済も落ち込んでいて、またJazzはマイナーで、日本よりも演奏する機会はあるのか?という現状でした。

あるとき私は、友人のミュージシャンに"ジャズはアメリカの生んだすごいアートだからもっと政府がサポートしなければならないんじゃないか?"と聞いたことがあります。そのとき友人は"ジャズは自由の精神の表現だから、そんな政府が入ってきたらもうジャズじゃない!"って、答えてくれて、"そうだ、そうだね!そうだね!"ととても納得した覚えがあります。

ほんとそうだね、最初はアフリカから奴隷として連れてこられた黒人の白人への抵抗だったのだ、自由へ抵抗から始まったメッセージのいっぱい詰まった音楽表現なのだ。それがスピリットなんだ。

だから私がジャズが好きな大きな理由は、SwingすることやImprovisation

Harmony,Rhythmなど表面に聴こえる音楽だけでなく潜んでいる見えない強いメッセージが私を捉えてるのだと思う。


22Zimagineハガキ9-10-1.jpg

ライブのお知らせしないと、"ああ、そろそろDMを出さないと..."と毎回一応フライヤーを作るのですが、いつも土壇場でなんとか乗り越えています。これは2017年にポルトガルの南端のBordeiraでの仲間とのreunionの合宿のホテルの近くの丘の上の木製の彫刻。この写真は気に入っていてアングルを変え2−3年前のフライヤーにも使いました。
今回のMystery Fourはpianist二村さん、drumsが吉岡さん。どんな夜になるでしょう!

ここ数日はすこし暑さが優しいです

ここ数日はすこし暑さが前よりやさしいです。焚き火の前にいるような暑さは勘弁してください。


コロナは感染者が過去最高とか先週より少し減ったとかのニュース。

ワクチンも打った、消毒、人との距離などできることはやっているのでもう数字には驚かない。それより今はここのところ突然襲ってくるという線状降水帯の大水害のニュースがショックで、被害に遭った方は予想外のことで本当にお気の毒と心が痛みます。

突然のことで信じられないということが毎年水害で起きます。

予防ってできないのかなあ?って昔から不思議に思っていましたが、温暖化で自然が崩れて予想できないことが起こりますね。


先月は陶芸をやっていた友人の令子さん、そして先日は7-8年くらいまで共演していただいていたドラマーの吉尾さんの死去でとてもショックでした。二人とも私の年代です。

令子さん陶芸をやっていたので10数年前までは、お宅にお邪魔して一緒に粘土を練ったり手ほどきを受けたり令子さんの手料理やお酒を呑みながら遅くまでワイワイガヤガヤ。今ではいい思い出です。

吉尾さんは私の今のMystery fourの前のバンドでPiano大徳さんとBassのMarkとDrums吉尾さんで何年かプレイしてくださいました。私の選曲は初めてが多いと戸惑いながらも、美しい音色で大人のPlayで大人のバンドでした。


二人ともしばらくお会いしてなかったけど、また会えると思っていたのに、寂しいです。

ご本人はもっとやりたいことがあったのに、無念だったと思います。ご冥福を祈ります。


コロナが長引いてまだお休みの生徒さんが多いので、自分の時間があるので美術館やコンサートなどへも前より出かけられます。都合がつけば、今がチャンスと。


来月は私のライブです。8月が過ぎればコロナも暑さも和らぐと思ってセッティングしたMystery Fourのライブ9月10日にあります。

まだ先と思っていたのにあと1ヶ月、コロナも暑さもまだまだまだですが、負けずにやりますよ。だんだん緊張してきますね。

ベースのMarkさん以外は新しいメンバーのライブです。

よかったらぜひお越しください。



Oragan-Live-4_5_13.jpg

2011年頃のOrgan Jazz Clubでのライブ。

吉尾さん、Markさん, 私、大徳さん


IMG_2689.JPG

昨日は恵比寿のガーデンホールへ。

とても楽しめた。

初めてのホール、Infoが不親切でナビでもスムースに辿り着けなかったけど

恵比寿のガーデンプレイスの奥の写真美術館の一階でした。

それが分かればすぐ行けたのに。次は迷わない。


IMG_2687.JPG

大劇場の舞台装置のあるステージでなく

目の前の平の床のステージでの舞。

ダンサーの筋肉や筋まで見えました。


IMG_2691.JPG
ガーデンプレイス。
久しぶり、都会に出て来たような気分で新鮮でした。
たまにはいいですね。


IMG_0299.jpeg

篠田桃紅展

大好きな墨のアーティストで昨年109歳で亡くなりました。

行った日は暑くて美術館までの坂が....


IMG_0297.jpeg

本当はこのオペラシティーの展覧会に行きたかったのですが

ウウウ、うっかりで逃してしまいました。

どこか地方でやったいるかも。

またのお楽しみ。

















カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Copyright © 2006-2009 BlueVega Records. All Rights reserved