column | Michiko Yoshino | ジャズボーカリスト 吉野美知子

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ふとその感じわかるなあ!と

ふとその感じわかるなあ!と。

先日、ちらっと見た俳優の舘ひろしさんが受けていたインタヴューでラグビーの話の続きだったようですが、

「僕は主役やりたいとかより、みんなと映画やってる、この雰囲気が.....作っていくのが好きで....」それが好きで楽しいと。そしていつか「映画作りたいなあ」とか言っていました。

そうか館さんの力の抜けている感じはこれだな。


私もオペラシンガーや演歌歌手のように歌い手として有名になりたいという夢はなかった。

ジャズが好きでミュージシャンと一緒に演奏したいと思った、一つの絵を真剣にみんなで描きたいと。声も楽器の一つミュージシャンとしてみんなで音楽作りたいなあ?と。ちゃんとしてなければ一緒に絵筆を取れない、プレーできないのは当たり前だけど。全部がプリマ志望ではないのです。

いろんなタイプが。


キャンプのハイライト

2年前に参加した富山県魚津のジャズキャンプに行って昨夜帰りました。

3日間休みを取りましたが富山までは、車で往復に2日かかるので2泊でも結局丸一日参加でしたが、非日常の刺激を受けて帰ってきました。


今年はAir Splashと名前を変えています。

ピアニストの中村真さんがリーダーで、ミュージシャンやダンサーを交えた真摯な学びの合宿です。

私のリーダーバンドMystery 4のドラマーのコーちゃんこと、大村亘さんもゲストアーティストの一人としてとして参加しています。

私は今年は身体を動かしたいなあ?と思ったら帰る日になってしまいました。

今度はもう少し長い時間いたいなあ。


今回の私のハイライトは、二日目の夜に出会った演奏です。

たまたま中村真さんがやろうと行ったダンサー二人が加わったpaino,flute,drumsと和太鼓の即興演奏が素晴らしかった!ドラムセットのように何個かの和太鼓セットで、抜けるようなクリアーな音でスカット気持ちよく太鼓の音がその他の演奏やダンスを新鮮に刺激を与え素晴らしい演奏になった。

すごくよかったので、普段どんなアンサンブルをしているのかなあと和太鼓奏者に質問したら、普段はお囃子や邦楽中心と聞いて驚いた。

その後、もう一曲とメンバーが変わって、swingの曲の演奏に入った。そして和太鼓のsoloが回ったら止まっているので間を狙っているのかと思ったら、結局最後まで音を発せず最後フリーズしてしまった。

みんなどうしたのかと不思議だった。

話を聞くとスタンダードもブルースも知らないという。本当にほとんど邦楽しかやってなかったんだ。

そして中村真さんのプッシュでもう一回トライ。ギター、ドラマーを変え。

みんながんばれと祈って見つめていた。そして彼は最後はソロをやり抜いた。

みんな感動の瞬間だった!!

私は嬉しくて思わず立ち上がって拍手を送った。

そしてその後の飲み会のお酒が美味しかった。


ポエトリー、そのいきさつです

前のコラムで
アメリカのタップダンサーLeon Colinsが言った?という素敵な言葉。

"Tapは体のポエトリー

歌は魂のポエトリー

愛は心のポエトリー

人生は愛のポエトリー"


そのいきさつです。


30年くらい前、ボストンに住んでいたとき、バークリーは卒業した後だと思うけど、気分転換にタップの教室に行きました。それがタップダンサーLeon Colinsが始めた教室で、もう亡くなっていたのでお弟子さんが?教えていました。靴を買って数ヶ月だけ通ったと思います。何をやったか覚えていません。帰国のためかすぐ止めてしまって、そのときに教則本が売っていたのでいつか見ればできるのか?と、思って、靴と本をずっと持っていました。
先日、タップダンサーの友人にその本のコピーをプレゼントしたら、
"Leon Colinsはアメリカのタップ史に残るマスターで、吉野さんこの本はお宝だよ!"と。
その友人が先輩のダンサーに、その本を見せたら、その方もLeon のスタジをで学んだ方で、盛り上がってLeon Colinsの"ポエトリー"教えてくれて、私にもよろしくお伝えくださいとの伝言をいただいた。

それが言葉の贈り物のいきさつです。
贈り物は繋がっていく。


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善は急げ


知人が
「うちの下の娘、お風呂で1時間もスマホ見ながら入ってるから,まだ他に入る人がいるのに.....」なんて先日話していました。
私もお風呂でスマホは見ないけど、本や雑誌など見ながらゆっくりつかるの好き。
だからお風呂場に本や雑誌を入れるプラスティックのボックスがある。
老眼鏡をつけると湯気でメガネが曇り、読みにくくなって楽しみが減っていたけど、白内障の手術で老眼鏡がいらなくなったので、またこの習慣が復活した。
のぼせてしまうのでそんな長くは入れないけど、リラックスできる。
夏は朝起きると冷房で体が冷えてしまう、今年は前夜のお風呂の温もりが残っといるとこちょっと浸かって体を温めて始動した。
9月に入ったのにまた暑くなって冷房で冷えた目覚めの体を、今ちょと浸かったら元気になった。
そこにあった読みかけの本の作者が言っていた。
"善は急げ"
いい諺だな!うん、そうだねと、納得。
ふと母の言葉を思い出した。帰郷して東京に帰るときに、別れ際に明るく元気のよかった母は
私に"元気よくね!"って。

贈り物

新しい出会いも嬉しいが、このところ懐かしい方に偶然お会いしたりする。嬉しく、懐かしく、

贈り物のようです。


先日ライブが終わっての帰り道、家の近くまでの最終バスに乗って降りようと思ったら、

昔、所属していた合唱団の指揮者であるO先生にばったり。降りようと出口に立っていたら、見たことのあるお顔、退団してから10年近く経っている。もしやと"O先生?"とお聞きしたら、そうだった。降りる寸前だったのでほんの短い時間だったけど、お互いに懐かしそうな顔をして握手をした。私は少しお酒が入っていて"ワオー"とか言ったみたい。


SNSはあまり発信しないのだけど、世界中の友人たちといい交流もある。先日は、最初の私のアルバムを作って全国ツアーをやったときにお世話になったベーシストの中山英二さんとも、SNSの交流で懐かしさいっぱい。最初のアルバムはLPなのだ。

自然の景色に飢えている私は、いつか緑に囲まれたお宅にぜひ伺いたいと。


ボストンに住んでいた時の友人も、久し振りなのに、突然質問を尋ねたりすると親切に答えてくれる。先日も周りに答えを知っている人が居なそうなので質問をしたら、すぐ答えを返してくださった。しばらくあっていない友人なのに。友情は健在。嬉しいな。


他にも贈り物を最近もらった覚えがあるのだけど、あれ...忘れてしまった。

また思い出したら....


あそうだ、今日も素敵な贈り物をいただきました。

アメリカのタップダンサーLeon Colins(故人)が言った?という素敵な言葉。

みなさんにおすそ分け。


"Tapは体のポエトリー

歌は魂のポエトリー

愛は心のポエトリー

人生は愛のポエトリー"



歌は魂のポエトリー!素敵、生徒に送ってあげよう。


そしてもう9月ですか!

1週間あっという間でした。
先週の日曜日、"Mystery4"のSummerライブが終わりました。
最近では私は一番いい出来で楽しかった!
おいでくださいました皆さんありがとうございました。
このグループで5年目に入り、サウンドにもむづかしい曲にも少しづつ慣れてきてだんだん自由が増えてきました。私は教える方が忙しいのですが、メンバーは演奏家として超忙しい売れっ子なので、スケデュール調整がむづかしいなかでも続けられ、あっという間に5年間すぎました。みんなとても素晴らしいプレーヤーで彼らと音楽づくりができるのは幸せですごく楽しいです。

次回の"Mystery4"は,12月17日火曜日です。残念ですがレギュラーのpianistの田窪くんが参加できないので代役にTom Piersonをお願いしました。
BassのMark TourianがTom piersonが来年にはスェーデンに移住してしまうので彼ができればいいなあ?と。私は、彼の大ファンなので恐れ多かったのですが、Tomも引き受けてくださって、メンバーもハッピー。私もハッピーですがちょっとプレッシャーも。でもせっかくのチャンスだから、楽しめるように頑張ります。

ライブの翌日は、伊勢丹に山田勇魚くんの(Isana yamada)の作品展へ。名前の勇魚は鯨のこととのこと。前回の展覧会では作品はsold outで6ヶ月待ち。人気のアーティストです。学生の頃から作品展には伺っているけど、どんどん成長して素晴らしい。というより、周りにアーティストはたくさんいるけど、なかなかこんな順調にはいかない。彼は食べていけるのですごい。彼の御両親が結婚前で私が二十代のころ歌っていたホテルへいつもデートがてら聴きにきてくれ、結婚してからもずっとコンサートのたびに足を運んでくださっている方で、山田勇魚くんはその息子さんです。

土曜日は生徒を誘ってBassのMark Tourianのリーダーバンド。MT6のライブへ
彼の作曲や編曲を演奏する3管のバンドで素晴しいバンド。Markはこのバンドのために創作意欲が湧き、演奏するのが本当に幸せそう。この日はpianoもトロンボーンも若い女性。平成の豊かな時に生まれ教育を受けた人たちが大きく成長し活動を始めている。
この日は、テナーの三木俊雄さんに会う。彼とは、いつもどちらからともなく自然にあいさつをする。この日は息子さんが8歳になったと話してくれました。

いつもは自分のライブの後は疲れ果てての1週間なのだけど、今週はバテている暇がなくあっとい間の1週間でした。
そしてもう9月ですか!!!早いなあ。

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 Mystery4.
Vocalの私とPiano. 田窪寛之,Bass. Mark Tourian, Drums .大村亘のカルテット。

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山田勇魚くん。右の作品が彼の名前のように鯨です。その中にストーリーが。


どう変身するのだろうか?

日曜日のライブまで1週間切りました。
このくらい前になると「ああもう1週間しかない」と、少し焦りが出てきます。
やろうと練習していた曲をやめたり、やはりこちっがいい?とか色々。
曲も書いたりしましたがやはり気に入らない。

ふと、そうだ昔書いた曲でアルバムにも入れたBlue Vegaを久しぶりにやってみたいな!
スウェーデンにレコーディングに行くことになって、北極に近い寒い地をイメージして作った自分でも好きな曲です。Mystery 4でこの曲がどう変身するのだろうか?

あのプリマドンナのマリアカラスとかコンサートの幕が開く前すごく不安になって慰め係りというか気分を引き上げてくれる人がいるという話を読んだことがあります。「私は全然ダメ,今日は歌えない!ここから逃げたい」と叫び嘆き周りを困らせるのを、マネージャーか付き人なのか、「あなたは世界一すばらしいから....」とか賞賛の言葉を与え、慰め背中を押してステージに。

私たちはプリマでも何でもないのですが、ジャズはバンドという一緒に音楽を作る仲間がいるのでこころ強いです。「じゃ、そろそろ始めよう!みんなよろしくね」みたいな感じなので。まして2ヶ月に一度くらいのスタンスでしかやらない私は、音楽も人間性も信頼できる仲間でなくては。

パフォーマーはライブはとても楽しみと同時に大きなプレッシャーです。でもこの緊張感は他のことでは味合えない喜びでもあります。思わぬ方向に行くこともあるけどJAZZ(Live)は面白い。

今度の日曜日、7時から新大久保の"Boozy Muze"へ。ご都合がよろしかったらぜひ。


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