column | Michiko Yoshino | ジャズボーカリスト 吉野美知子

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いかれてなかった!


いかれてなかった!

妖艶なバラが今日はこの姿です。

薄いピンクに変わったのです。そう、このバラは変化するのです。コロナ自粛始めた頃、妖艶バラの色が微妙に変化したと書いていました。

"自分が挿木したのかな?そんなことも忘れちゃってるのかな?もう!"と、加齢でボケたのかな?と、疑ったのですが、白い薔薇ではなかった。やはり妖艶バラと同じ親です。


春先に買った白いミニバラを挿木した覚えはないもの。

忘れてなかった!よかった!!!!!

不思議が解けた。このバラは同じ親から成長しながら色が変化(へんげ)していくのです。

Yeh!!!!


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前のコラムの妖艶な薔薇が

今日は薄いピンクです。


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これは妖艶バラの挿木だったので、

ということは変化して白に変わった!?

面影はピンクになったのと似ています。

紫陽花だって土によって色が変わるというので、

バラも同じ親でもいろいろ、植物深いですね!

もう少し植物について調べてみようかな?

お気に入りは火消袢纏"(ひけしばんてん)

今週火曜日は予約して楽しみにしていた上野の国立博物館、"きもの展"へ。

東京国立博物館(東博)は私のお気に入りの建物でたまに出かけます。

玄関に入ると大理石の広びろした空間、そこに階段、正面の頭上に美しい時計、意識が瞬時に飛ばされます。厳かでシンプルでクールです。上の階の展示物も広いスペースに日本の美術品がゆったりと展示されていて全体の空気感、美しさにうっとり癒されます。


今回のきもの展はこの本館ではなくて裏手の平成館でしたが。

私は柄でもないのですが、母の趣味で日本舞踊を子供の頃習っていたので、また母は着物が好きで生前亡くなるまで着ていたので愛着があります。それに美しいものに目がないので。


この"きもの展"では鎌倉時代から現代の着物まで変遷が見れました。

江戸時代の娘の婚礼衣装や高級遊女の衣装は目が眩むくらい華やかで豪華。

信長の陣羽織は羽が織り込んであったり個性派の信長らしい。

私が気にいったのは江戸時代後期から明治にかけての"火消袢纏"(ひけしばんてん、水をかぶる現代の消防服にあたる、)江戸の花と言われた火事を消す火消したちのはんてんの裏の模様。武者絵をもとに刺し子が施されていて、渋く、でも派手、美しくかっこいい!現代のスカジャンみたいな派手でインパクトのある絵柄がはんてんの内側に施されている。黒か藍かのダークな地に迫力満点で美しい。

日本人てビジュアルのセンスいいなあと改めて思います。

岡本タローさんやYOSHIKI(ミュージシャン)さんは実家が呉服屋さんだということでデザインしていた現代風のきものも展示されていました。


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有名な見返り美人の本物の掛け軸も見れました。



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中に入ると"ああ、来てよかった!"と思う。

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正面の時計も美しい!

元気です!

前のコラムで

"妖艶なバラの写真を載せましたが、同じバラの木からさりげない花が咲きました。

不思議です。人間の子供でも一人づつ顔が違うから同じのが咲くとは限らないのかな?"と。


今日、その隣の鉢に小ぶりですがあの妖艶なバラとそっくりのが咲きました。

ええ?じゃ、白いバラはやはり違う親?

そういえば、春先にいっぱい小さな白いバラの花が咲いた鉢を買って楽しみました。はるか向こうの端に今はひっそりとしている鉢ですが、もしかしてそれが親?

やっぱり妖艶なバラの木からは白いバラは咲かないかも?

軽く切って挿木にしたのが育ったのかな?

そんなことも忘れてしまって、親にまったく似ない子供もできるのか不思議です、とか言っちゃって。

天然ですね。


子供はすごい吸収力で育っていきますが、年齢を重ねるとだんだん衰えます。

でも私は、加齢と共に体は衰えるけど、自分がまだ日々新しい発見で成長、変化している自分を楽しんでいます。

私はまだ音楽への意欲は衰えないし、Teachingも前よりいい指導がができるような気がします。体はそうはいかないけど、医学の進歩で衰えた目がメガネいらなくなり、ジムやダンスで体を鍛えたり、サプリを飲んりと対処していればまだまだやれると思っています。

ただ加齢でよく言われることは、古いことはよく覚えているけど、新しいことは忘れると。

私も"あれ!何を取りにこの部屋にきたのかな?"なんてことがあります。ちょっと自分で笑っちゃいます。

今、困るのは、ダンスの振りが昔のように、すぐ覚えられません。

早いと混乱してしまいます。

頭の中で叫んでいます "ああああ、ちょっと待って!ゆっくりやって、何回か繰り返させて!そうすれば体に染み込むから"と、

芸術は美の追求だと思うので、ただフリをやっても面白くない。カッコよく美しく踊れたらと思います。でもその場で瞬時に覚えなければならないのでそんな悠長なことは言ってられません。ああ、20年若かったら!と思います。20年前はこんな悩みはなかったな。

私はレッスンで教える時、グループを除いてプライベートなので、それぞれのペースでできます。ダンスはほとんどグループレッスンなので瞬時に覚えなければなりません。きれいに踊りたい、ああそんなことを言っていられない容赦ないのがダンスのクラスです。振り付けられてすぐ踊る。反射力がどんどん落ちてきて"最初なんだっけ?"とかになってしまいます。楽しいけどスピードについてゆくの必死です!

うううううと葛藤しながら、まだ元気です。



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この親から白いバラは生まれないよね。種類が違うもんね。

それを不思議がる私はいかれている。



大きくなる前に黄色になりました

今日ベランダでゴーヤを見たら緑から黄色に変色してきたのであわてて収穫しました。
スーパーのゴーヤみたいに大きくなるのかと思っていたら、大きくなる前に黄色になりました。
先日ゴーヤを勧めてくれたMちゃんに、"なったよ!"って写真を送ったら
"少しでも黄色かかったら即食べましょう!って。

グリーンが好きでベランダにいっぱい鉢が並んでいます。寄せ植えしたりとか凝ってはいませんが、緑が好きで見えるだけでも癒されます。

自粛中、妖艶なバラの写真を載せましたが、同じバラの木からさりげない花が咲きました。
不思議です。人間の子供でも一人づつ顔が違うから同じのが咲くとは限らないのかな?
去年まで必ず3個実をつけてくれたレモンですが、今年は小さい実がついたと思ったら知らないうちに消えてしまいました。春、美しい花を見せてくれた時、葉っぱに粉がかかったようだったので、病気に罹ったのかな?鳥が食べてしまったのかな?
毎日お水をやって、たまにHB101という顆粒のオーガニック肥料をたまにあげるだけで、とても適当なので、植物を育てること少し学ばないとね。



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大きいほうで10cmくらい。色が美しいです。



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去年買ったパッションフルーツ、今日花を見つけました!

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妖艶な花を咲かせてくれたバラの木ですが
同じバラと思えない花です。素朴で可愛いですが。
病気?虫がついてしまったのかな、葉っぱもなくなってしまいました。

差別は嫌だ

また今日もかなりの数の感染者が増え続けているコロナ禍ですが、病気が不安を呼びコロナで差別も起きている。

感染した人は差別されたり、体調悪い人も差別を恐れて受信しなかったり、みんなのために頑張ってくださっている医療関係者の子供がいじめられたり、同調圧力っていうの?自粛警察が出てきたり。

全然ファンでもないですが俳優の石田純一さんも感染して世間の冷たい誹謗中傷に苦しんでいるそうだ。かかってしまったことは仕方ないし生死を彷徨った本人が一番反省している。

差別や嫌だ。


黒人男性のフロイドさんが白人警察官に首を足で圧迫され殺された事件がきっかけでBlack Lives Matter(BLM,黒人の命は大事だ)という黒人差別撤廃への抗議デモがアメリカから世界に広がっています。まだアメリカで差別がまかり通っていること自体なんて愚かなのかと信じられない。

差別は嫌だ。


私も高校を卒業して群馬の人口5万くらいの市から脱出した。

私の時代まだ女の子だからとか、うっとうしかった。私は自由を求めて東京に出てきた。今でも日本は男女平等ではない。政治家も閣僚も女性は少ないし、いろんな意味で遅れている。


LGBT(性的マイノリティー)の問題も少しづつ理解されオープンになってきているようですが、LGBTの人たちは何も悪くないのにまだまだ差別の対象にされています。

言い出したらまだキリがない、体に障害がある人もそうですし....。車椅子だからレストランに入れてもらえないとか。乙武さんがあるレストランで予約してもダメだったと言っていました。


初期のジャズは黒人が苦しかった奴隷の時代や差別への抵抗、訴えがメッセージだった。だから音楽や、ダンス、演劇でも、文学、美術などなど表現媒体がある人は幸せです。

自分の思いを表現できます。今回のコロナのように身動きできない時もありますが、めげてはいられません。


そういえばお笑いのさんまさんが65歳になったら、ジェットコースターに乗れなくなったと嘆いていたそうですが、遊園地のアトラクションには年齢の制限があるらしい。

人それぞれだと思うけど、遊園地が安全を考えて?決めること?で、しかたないけど。ええ、じゃあ私ジェットコースターに乗れないの!乗る時、身分証明書がいるの?


TVできくち体操の菊池和子先生みましたが、85歳を超えていると思いますが、とても元気で若い。大先輩のアルトの渡邉貞夫さんや日野さんだって元気で現役です。

年齢は数字じゃないと思うのですが。

最近は年齢の差別に違和感を覚える今日この頃です。








わーい!ゴーヤが3個なった!

1週間くらい前、友人が自粛中に植えたゴーヤが3個なったと話していました。
「もう!私のはまだ」と私。

自粛中に、友人の勧めで私も初めてゴーヤを植えていました。5月18日のコラムに書きました。1鉢百円のを2つ買って、ベランダのみかん箱のような箱に植え替え百円ショップで買ったネットを張ったら、伸びる伸びる、掌のような可愛い薄緑の葉っぱが横にどんどん伸びていきます。こんなに簡単に伸びるなら来年は、4鉢くらい買ってちゃんとベランダ一面が緑のカーテンのようになるように育ててみたい。育てるなんておこがましい、ただお水をあげているだけなのですが。
そして今日、水をあげていたらなっていました。ゴーヤが、それも三つ。
まだ5-6センチですが。一個見つけて感激していたら、ここにも、ここにもと。
ゴーヤ初体験、「わーい!ゴーヤが3個なった。」

大きくなったらまたお見せしたい!
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Dear Miles

コロナ自粛期間に、昔さらっと読んで本棚に立ててあった、Milesの自伝をまた読み直しました。

読みだすと面白くてもったいないのでチャプターごとに少しづつ読みました。楽しむのにも、こちらに理解力や経験、好奇心がないとダメだったのかな?最近になって前より理解できることに沢山出会い、生きててよかったなあと思うことによくあります。何事も熟成するには時間がかかりますね。少しは育っているのかな?身体も育って若い時よりガッチリしていますが!

元気でいたらもっと面白い出会を味わえるのか思うと元気が出ます。


Milesが自分の音楽はスタイルが重要だと言っていました。全部自分の表現。自分がリーダーとしてやることは隅々まで自分の思うようにしたい。誰の言葉かド忘れしましたが彫刻家が言っていました。アーティストは自分のエゴの追求ができる唯一の職業だって。

Milesは何度も薬物に侵され、更生してもまた薬物の誘惑に支配されたけど、最後は抜け出せ65歳の生涯を閉じました。感動して、昔飲み会の時、3回読んだと話していたT.pet奏者のSさんに思わずメールしました。


前のコラムに自粛中のWalkingの時はmilesの音楽が気持ちいいと書きました。で、それも1960年代以降がと書きましたが、自伝を読み始めるといつの時代も一音一音、一曲一曲の景色が新鮮に見え、聴こえ興味深いです。

彼がジュリアード入学のためにN.Yにやっきて、学校より連夜セッションに参加して頭角を現し、学校をやめてジャズにのめり込んでいくのですが、彼が憧れ夢中になっていたのがAlt saxの巨人、Charlie Parker。私はParkerは音が多すぎてあまり好きになれなかったのですが聴き方、認識も少し変わりました。


Milesの個人的な歴史だけでなく彼の生きた時代は1950年代以降のジャズの歴史そのもの、ミュージシャンを含めた時代背景、人種差別、彼の美意識、音楽感などすごく興味を惹かれ、読んでから聴くと"そうなんだ!"と聴き方が大きくかわり面白く、すごくためになりました。


今日は"The music of Chick Corea"のページを開けました。これは自伝ではなくChickの作曲した作品の分析みたいですが、また少しづつよんでみよっと。


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かなり古びていますね。買ったのは30年前に近いです。



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