What's New | Michiko Yoshino | ジャズボーカリスト 吉野美知子

What's New

2003年7月アーカイブ

クラクフ

ポーランドでは、ワルシャワともう一つクラクフという美しい街に滞在しました。
グラジェーナから、きれいで大好きな街、と聞いていた以外、何も知らずに訪れました。 偶然にも、私が指導に行ったことがある劇団銅鑼の人達も、昨年だったかクラクフに公演に行ったので名前だけは知っていました。
クラクフは長い間、国の中心の一つであり文化の発祥の地でもあり、大学もありア-ティストもたくさん住んでいる文化的な街との事です。
美しい古都でユネスコの世界遺産の都市にも指定されています。 街並は美しく、バベル城など観光スポットも沢山あります。
が、私が一番気に入ったのは、昔ユダヤ人がすんでいたという街のはずれのカジミェシ地区。たまたまそこにグラジェーナの友人のアパートがありそこに滞在する事が出来ました。グラジェーナのコンサ-トもそこのシナゴグ(ユダヤ人のお寺)であったのでラッキーな滞在地でした。
カジミェシ地区の広場の周りには、バーが軒をつらねそしてレストランやギャラリーもあって、なんとも言えない、いい雰囲気なのです。ボヘミアンとジプシーの混ざったようなそしていい感じによれて、妖しかったり、アヴァンガルドだったり一軒一軒個性があってで、私には心地よくてぴったしはまりました。バーにはどの店も、夜な夜などこからともなくやって来た人達が和んでいました。どこかのバーに行けば絶対誰かに会えて、わからなかったら誰かに聞けば、あそこにいるよ!て、教えてくれる、そんなところ。

70年代に滞在していたNYのヴィレッジもこんな感じが少しありました。

ヨ-ロッパの観光地にあきたらない人はポーランドのクラクフはいちおしです!
お酒が好きな人には特に!

ライブから一週間経ちました。
まだボ-ッとしているのですが、いいライブでしたのでほっとしています。
おいでいただきましたみなさま、ありがとうございました。

ピットインでは昨年の4月以来ライブを続けていますが、今までで一番いいライブでした。メンバーの素晴らしい演奏と聴衆のみなさんのエネルギーがぶつかって充実した幸せなライブでした。
ライブは、私と共演のミュージシャンの心、魂そして聴衆のみなさんの魂がライブハウスで音楽を通して出会う事だと思います。だからプレーはもちろんですが、気持ちがあわないとチグハグになってしまいます。

今年は2管(トラッンペットとテナーサックス)のアンサンブルの加わった編成でやっていますが、私もみんなもだいぶ曲に慣れてリハーサルからいい緊張がありそのまま本番の最後まで素晴らしいエネルギーとプレーが続きました。
いつもより聴衆の出足が遅く最初はちょっと心配だったのですが、そんな事ものともせずみんな最初から最後まででとても素晴らしい演奏をして下さいました。
ほんとうこれだからライブはやめられないのです。
みなさんに感謝です。
素晴らしい演奏をして下さった、トランペットの伊勢さん、テナーの三木さん、ピアノの大徳さん、ベースの増原さん、ドラムスの原さんありがとうございました。
聴きに来て下さったみなさん、御声援ありがとうございました。
それにピットインのスタッフのみなさん、いつもありがとうございます。

十月もこのメンバーでやります。もちろんカッコイイ!ライブと自負しています。
みなさんお見逃しなく、よろしく!

ワルシャワで

ポーランドでは最初首都ワルシャワに滞在しグラジェーナの友人のアーティスト.ユリータのアパートメントにお世話になった。
ベッドが二つなので寝る時はユリータが、私とグラジェーナの為に友人の家にわざわざ泊まりに行ってくれた。

着いた夜は、グラジェーナがバ-クリ-時代の友人ピオトルやユリータ、ジャーナリストの?さん、日本に両親が居るというカーシャを招いてポーランド料理のお店でパーティを催してくれた。
十数年ぶりに会ったピオトルは、ボストン時代に私が作っていたTーシャツを着て現れてくれた。現在は二人の男の子のお父さんでもあるとのこと。
ピオトルは、今日はお父さんを取りあげたTVドキュメンタリーにベ-スで音楽をつける仕事で、映像を見ながらベ-スを弾いたとのこと
お父さんは戦争中、地下組織のリーダーであったらしい。今でこそヒーローだけど、最近まで秘密でピオトルはそれを知らされてなかったと言う事でショックらしい。そんなで今日はちょっと気分がロ-でごめん!と。
最近日本の皇室の取材で日本に来た事があるというジャ-ナリストに、ワルシャワは戦争でどのくらいの壊滅したのか、って聞いたところ"戦場のピアニスとを、みなかったの?"って言われて、ちょっとバツがわるかった。やっぱり行く前に見ておけばよかった!と、反省。

第二次世界大戦で市内はほとんど全壊したということで、古い建物はあまりの残っていないらしい。商業やアパートメントのビルディングは近、現代建築で他の西欧の国と変らない。
それでも戦前の古い建物を見かける。
ある時、煉瓦がコンクリートから無惨な形でむき出しになっているのを見た私は、"戦争の傷跡と言う事でわざと残されているの?"と、友人にたずねたら"ただ補修するお金がないだけじゃないの"と一笑された。
それでも、わずかに残っている古い建物を補修して美術館などに改修したり、昔の古い街並を再建したり、戦前のよいものを取り戻そうともしているらしい。

"やっぱり"

今回のポ-ランド行きではウィーンで1泊する事になった。
それならとオペラでも見たいと思ったら、友人がその日は小沢征爾の指揮するドンジョバンニの公演が あると教えてくれた。
しかしチケットはあたったが、すでに売り切れとのこと。
でも私は手に入るような気がした。

この前のレコーディングでスウェーデンに行った時、乗り換え地のコペンハ-ゲンに2泊滞在した。
その時新聞でリッキ-リ-.ジョーンズのライブを見つけたがチケットは全部売り切れ。
でも当日行けばなんとかなるような予感がしてライブハウスに行ったら、恋人に降られてしまったという 人が一枚売ってくれた。

だから今回も諦めずに会場に行った。当日券はもちろんない。
私は日本人のグル-プを見つけたので、まとめ役みたいの人にチケット余っていないかたずねた。
"はい、ありますよ"って。
私は内心"やっぱり"でした。

来週のライブが気になり出した

むし暑いですね!
旅の間は、ベランダの植物の為に雨が降りますように!って、祈っていたんですけど、
帰ったら洗濯物があるので、カラッとお天気になってください!って。
でもそおうまくはいきませんよね。

久しぶりにスポーツジムに復帰したら、今日は身体のあちこちが痛くて歩くのもおぼつかない。
友人に誘われて歩いて行った写真展は思っていた会場と違う、そのまま15分くらいまた歩く。コンビニに寄ったら定休日だって、そんなのちっともコンビニじゃないよ!と、筋肉痛には応える。
まだ、時差ぼけとそんなこんなで、ピントがあいません。
でも来週木曜日のピットインには、ばっちり調整出来ますのでみなさんよろしく!
と、来週のライブが気になり出した私は、ここにつなげてみなさんにお願い。
付け加えると、今回のドラマーは原大力さん。
同じ頃バ-クレリ-で学んで、十年くらい前のリサイタルの時共演していただいて以来。
毎日忙しく活躍している実力派。
原さんが加わってのサウンドはどんなかとても楽しみです。いろいろヨロシク!

"ついに陥没してしまった"

"ついに陥没してしまった"
これは作家の石田衣良が大嫌いな携帯電話を買ってしまった、と今日の朝日新聞のゼロサン時評というコラムの冒頭だ。そしてコラムの結びは"携帯が加速する表層の世界は、どんな未来を描くのだろうか"と。

昨日、利用する三鷹駅の中央線のホームで、近くにいた小学校3ー4年生位の男の子と女の子が、それぞれ母親らしき相手と"じゃ、これから中央線に乗るね!"と、話して電話を切った。話し終わるとそれぞれが鞄に入っていた小さな袋に携帯をしまって"いいって"と顔を見合わせていた。あっけにとられて見つめていた私にはちょっと刺激的なシーンだった。

ウィーンからポーランドのワルシャワまでの飛行時間は一時間二十分くらい。
乗り合わせたのは、これからワルシャワで携帯電話などの通信関係者のコンベンションに参加するグループ。隣の席の人と話がはずんだ。
その隣席の"SIEMENS"という携帯電話を扱っているという会社の彼に、私は"より忙しくなるようで携帯はもってないと"自慢する。彼は、飛行機を降りる時、数日ワルシャワに居るので何か困った事があったらこの番号に電話してと。


ワルシャワのエアポートで、一人グラジェ-ナを待っていた。
なかなか彼女は現われない。タクシーの勧誘がひつこくやってくる。
まだポーランドの小銭どころかお金も持っていない私は公衆電話もかけられない。
(両替所で換金しようと思ったら円は出来なかった。今までそんな事がなかったのでむしろ感心してしまった。)
そこへさっきの機内のグループの隣り合わせた人に出会う。"まだ現われない友人に電話をしたいのですが、この番号にかけていただけますか?"と早速私はお願いをした。彼はさっと携帯電話を取り出しピピピピ....。そこへグラジェ-ナ。.

グラジェ-ナは、シカゴ在住だけど夏は仕事もかねて故郷のポーランドに滞在。
その間ノキアの携帯を契約しているとのこと。滞在したワルシャワもクラクフも街には携帯、携帯、携帯。
グラジェ-ナの着信音はタンタンタタンタタンというリズム。
あまり絶え間がないので、あるときふたりでこれをイントロに曲を作ろうか?と冗談。
でも彼女にとっては、滞在中こなさなければならないビジネスの必須アイテム、私もタクシーの予約から友人との連絡、レストランや劇場の予約までずいぶん彼女のノキアに助けられたのは事実だ。

フーム世は正に携帯時代。持ってない私は持ってる人にずいぶん助けられた。
"ついに陥没してしまった"なんて、わたしもいつかは言うのかなあ?!

I am back from Poland


ポーランドから昨日帰って来ました。
充実したいい旅でした。
乗り換えの地、ウィーンではラッキーに手に入ったチケットで小沢征爾の指揮するドンジョバンニも聴けました。

ポ-ランドのワルシャワに3日滞在。
15年ぶりにボストン時代の友人ピオトルにも再会、そのあと滞在したクラクフは美しい魅力的なところでした。
グラジェーナの案内で古い教会やお城を訪ねたり、彼女の参加するジューリッシュ. カルチャーフェスティバルに紛れ込んだり、私のレコーディングも一日ありました。
ポーランドは、思っていた元社会主義国という堅さは感じず他のヨーロッパの国と同じように感じました。経済的にはまだ華やかさはありませんが、みんな素敵に生きて刺激的な旅でした。
旅の感想を後で少しずつ書いてみますね。
明日からまた日常にCOME BACK です。

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