What's New | Michiko Yoshino | ジャズボーカリスト 吉野美知子

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2021年7月アーカイブ

終わっての1週間

Mystery FourのSummer Liveが終わって1週間。

ミスもあったけど楽しかった!私はまだ枯れることも知らず難しい曲を用意してしまう。

ジャンルはジャズからブラジリアン。自分がその時やりたい気分で。ちょっと複雑だったりするだけですが、ライブは刺激的でワクワクしたいのです。私がリーダーなので全曲私の準備した曲です。歌いこなすのも難しいので最初は散々のこともあるけど回を重ねるたびに良くなっていくのが楽しい。

Pianoは福田さんに変わって今回で4回目。私の歌う曲は巷で歌われない曲が多いのか、ベテランの福田さんでも、馴染みがないのか"知らない曲ばっかで、吉野さんの曲は難しい"というのですが、言ってる顔は全然悲痛でないのです。そしてこの日はそんなことを言いながらも楽しんでいる感じが私にはいつもより伝わってきて、4人での演奏が楽しかった!

こうやってバンドは前に進んでいくのだなあ!と思っています。

秋のMystery Fourのライブは10月29日金曜日に決まりました。


ライブを控えているときは気合が入っていますが、終わると気が抜けて疲れがどおっと出てきて、そこにこの暑さ、身に染みますね。先週はぐったりでした。

そして先日、知人の元気なダンサーが難病になったことを聞き"ええ?あんな元気な人が?!"と信じられない気持ちでとてもショックでした。本当に自分も含め明日は何が起こるかわかりません。


さっきたまたまテレビのチャンネルを回したら、BSでサイモンとガーファンクルの1981年のセントラルパークのライブコンサート。瞬時にその懐かしい映像に引きこまれれました。

曲、二人の声のハーモニーのなんと美しいこと!二人の声のブレンドが絶妙ですごい、改めて二人の素晴らしさに感心、感動。


新型コロナウイルスと五輪をどうするか、どうなるか?がはっきりしない連日のニュースでした。

そのオリンピックが幕を開けました。

もう始まったのだから、今は厳しい練習を重ね頑張ってきた世界のスーパーアスリートの真剣勝負の応援、観戦。楽しみたいと思います。



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ZimagineでのSummer Live

コロナで時短のため6時スタート8時終了、お酒も飲めず

そんな中でも、おいでいただく観客の皆さんには、いつも感謝、感謝!です。

いつもありがとうございます!



いただいた素晴らしいメッセージ1.2.3.4.5

前のコラムで土岐さんからのアドヴァイスをご紹介しました。

他にも私にとても影響を与えた素晴らしいアドヴァイスを思い出したの書いてみます。


その1

20代の頃とても仲が良かったお姉さんのようだったシンガーソングラーターのSさんの夫で俳句をやっていたNさんが、"みっちゃんは自分を育てていけばいいんだよ"って。

はい、今も発展途上のつもりで自分を養育中です。


その2

1976年に初めてNew Yorkに行きました。

その時に出会った友人が、ギターリストで歌も歌うJames Blood Ulmerの家に連れていってくれました。私が彼に、日本から来たこと、歌をやっていること、そして誰か先生を探していると話したら、彼が教えてくれるというのです。そして初日のレッスンに15分くらい遅れてしまいました。ルームメートがワシントンスクエアーに連れていってくれ、そこからレッスンへ行くのに、道に迷ってしまいました。

そのときJamesが

"本当にプロになりたかったら、"No park, no party!"だよって。

みんなが遊んでいる時も練習するのがプロ、そのくらい一生懸命やらなければプロになんかなれないということでしょうね。レッスンは、彼はギタリストで初心者の私はスタイルが違いすぎるので、数回で終わりましたが、近所に住んでいたので、時々遊びに行って、見るもの聴くもの全て勉強になりました。最初は彼のことは何も知らなかったのですが、彼はOrnet Colemanと共演したり、自分のオリジナルのチューニングで創造的な音楽をやっているとてもクリエイティブなミュージシャンだと少しづつわかりました。彼は今でもアメリカやヨーロッパで活躍しています。


その3

私の最初のアルバム" One Love"をプロデュース、演奏してくださったBassistの中山英二さんから

最初は東北ツアーのお誘いがありました。突然電話をいただいて、リハーサルをするためにスタジオ近くのバス停で待ち合わせをしました。初対面の中山さんをバス停で待っていると、一生懸命走ってこちらに向かってくる男性が中山さんでした。お会いした時、礼儀正しく、すごく真剣さが伝わってきました。"この人は真剣な人なんだ!"と感じました。言葉ではないけど強いメッセージでした。


その4

2枚目のアルバムではレコーディングの為にPianistの大徳俊幸さんもスウェーデンに一緒に行っていただき、現地のミュージシャンとレコーディングしました。大徳さんとは15年間ライブでも共演していただきました。

その頃、私のリーダーバンドはライブハウスは六本木にあったPit  innがメインのステージで、結構精力的にいろんなバンド形式でやっていました。

いつも手探の私でしたが、大徳さんは"吉野さんは思いきりよくやってくれれば(歌ってくれれば)いいよ!"て。かなりワイルドだったりしましたが、とにかく"思いきりよく"を胸に、今でも私のライブ活動は続いています。


Nさんの

"みっちゃんは自分を育てていけばいいんだよ"

James Blood Ulmer

"本当にプロになりたかったら、"No park, no party!"だよって。

中山英二さん

"この人は真剣な人なんだ!"と私は感じました。

大徳俊之さん

"吉野さんは思いきりよくやってくれれば(歌ってくれれば)いいんだよ!"

土岐英史さん

"1曲を3ヶ月くらいかけて練習してごらん!て。


他にもいろんな方にお会いして素晴らしいアドヴァイスをたくさんいただきました。

私の中に生きています。

また思い出したら書いてみます。




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綺麗な桃色の大きな花に目が止まりました。

自転車で通りがかったお宅の前に赤ちゃんの顔くらいの15cmくらい。


Alt Sax土岐英史さんのご冥福をお祈りします

また素敵なジャズミュージシャンがお亡くなりました。

Alt Sax土岐英史さんの訃報を聞いてびっくりしました。先月6月26日にがんでお亡くなりになったそうでショックでした。71歳という若さです。


土岐さんは、高校時代から演奏活動を始めていらっしゃったようで、私が歌い始めた時は、大活躍されていていました。笑顔が印象的な優しいお顔をされていて人柄も優しかったです。


私が歌い始めた頃は、譜面を見てレコードを聞いて覚えて、バンドと歌って、そのときについていた先生も1-2回のレッスンで、"次の曲を持ってらっしゃいって。

よくわからず歌って、こんなんでいいのかな?と疑問をずっと持っていたけど、自分で曲を覚え、心は込めているつもりでも表面的に歌うのが精一杯でした。


あるジャムセッションに、土岐さんがいらしていて、私にアドヴァイスをくださいました。

"1曲を3ヶ月くらいかけて練習してごらん!て。

もっと丁寧に練習しなければということでしょうね。メロディーと歌詞を歌うだけが歌ではないのだから、バンドと一緒にちゃんと音楽にならなければならないのだからということでしょうね。

今ではいくらでも一曲の中で宝探しや、いろんな側面から取り組むことができ、すぐには飽きないし,理想には追いつかないし、時間が足りないのですが、土岐さんの"一曲に3ヶ月?"はずっと頭の隅にあり、その主旨は私のなかにしっかり生きています。

一曲一曲が私たちの作品で、もっと美しく、面白く歌いたいと思う。そしたらバンドのメンバーと、もっといい曲になると思います。一歩一歩、これは一生の課題です。


ある時、海外の教育のカンファレンスのレセプションで土岐さんを何十年ぶりかにお見かけして、あの時のお礼を言おうと近づいていって

"土岐さんがこんなアドヴァイスをくださったんですよ!ありがとうございました!"と、

お伝えすると、あの笑顔で"そんなこと言ったんだ!って照れていらっしゃいました。


土岐さん、素敵な人でした。ご冥福をお祈りしています。

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