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2003年4月アーカイブ

頑張るパターンその1

2/9に友人のお嬢さんの卒業公演を見に行ったと書きました。
その時いただいたパンフレットには出演者の思い出の公演の写真、先生のはなむけの言葉と共にこれからの希望の一言がに載っていました。
その中でやはり友人のお嬢さんの言葉が印象的でした。

"頑張ってみんなを見返してやる!"ということばでした。

言葉だけみると強烈ですが、学校であってもお芝居の世界、役を得るには競争の世界、また演出家が罵倒を浴びせるとか灰皿を投げるなんて話はよく聞きますので、厳しい事は想像出来ます。だから悔しい思いもいっぱいしたのでしょう。
だから彼女にとってはライバルである仲間達への挑戦状なのかもしれません。
これも頑張り方の一つのパタ-ンだと思います。そしてこういう気持ちで頑張れる人がいっぱいいると思います。

前回書いた私の"人とと比べない"とは、ちがうパターンですね。

じゃ, この続きは私のパターンをもう少しくわしく。

チアリーダー

週一回教えている市ヶ谷の学校での一年間のクラスの授業が今週終了しました。
グループレッスンの一年制なので一応お別れの食事会をしました。
毎週名古屋の方から新幹線で通ったAさん、挫折しそうだったけど立ち直ったBさんなど6人のクラスですが、みんな一年間ほとんど休まずがんばりました。

Aさんは"自分のお金で通うのに親がずっと反対していたんだけど、先生が自分のやりたい事にチャレンジして、っていったので頑張れた、これからはお金をためてロスに留学してみたい"と。
Cさんは、"ここに来る前は、カラオケで友達が上手だとすっごくくやしかったけど、先生が人は人、比べちゃダメだって言ったから、私はわたしって、今は平気になった。"などなど、お別れにみんなからこの1年の感想や、わたしも身に余るうれしい言葉のプレゼントをもらう。

一年間音楽以外の事もときどきみんなと話をしながら1つずつ音楽の扉を開けて行く。
どんなクラスになるか、それも作品づくりのようなもの。集まる生徒が違えばまた違うクラスになる。

クラスの最初に"人と比べない事"と言う。
私は褒められなかったとか、私だけ注意されたとか、ひがまない事。
みんな違うのだから。習った事がすぐできる人もいる、時間がかかる人もいる、でもみんな勉強したくて来たのだからそれぞれが頑張ればいい .....みんな違うから面白いので人と同じわけもないし、必要はない。それから、自分勝手はよくないけど、私が、歌いたい人は?、と聞いたら素直に手を上げてね、本当は手を上げたいけど他の人が黙ってるからって周りを見ながらムズムズしてないでね......。とか.........

さくら、桜、桜........

きれい!家の近くの大きな桜の木が今夜はほぼ満開。
街路灯に照らされてきれい。
うれしい。

花は大好きだけど4月の桜は、特別な気分にさせてくれる。
幸せな気分にさせてくれる。

寒い冬が終わって春の匂いがすると南から日本縦断でゴージャスなショウを見せてくれる。
これは日本でしか味あえない最高の贅沢の一つだ。

日本で桜を見て育った私は、ボストンにいた時、毎年春の匂いを感じても街には桜の花がが現われず、ちょっと飢餓状態になった記憶がある。桜はどこ?桜はどこ?っていう。
明日は、デジカメもって井の頭公園へ一走りと行きますか。それも宴会のない時刻に。

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