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2011年10月アーカイブ

発電所に突っ込まれたら終わりだよね

"ノーモアヒロシマ"と、5−6人の外国の子供たちがカメラに向かって声を出しているTVのニュースを見て、しらっとなってしまった。

モヤモヤしている。

原爆はいけないというのに、3月に原発でひどいとになっているこの国に、今度の首相は、原発再稼働,そして原発をベトナムに売り込むと言ってしまった。
ええええ....。そんな。以前のコラムで声はいいとほめたけど、この人、何?と不信感が芽生えてしまった。ああまただめか。
でも原発に関してはそんなこと言ってられない。

唯一の被爆国として、この悲劇が起きないように"ノーモアヒロシマ"を、訴えている国としての責務があるのに、平和利用と言っても、同じ原子力の爆発で福島で代々続く仕事も家も自然も動物も......奪われ,突然難民のような生活を強いられている人がいるのに、再稼働とか、他の国に危ないものをうってもいいの?武器を売るのと同じだよね。
9.11みたいにテロでもあって発電所に突っ込まれたら終わりだよね。

不完全で燃え尽きず、末代まで地獄往きの危険を含んでいるエネルギーをやめるしかない。今は、他のエネルギーを使うしかないと思う。
ドイツだって,イタリアだって廃棄を決めたのに。

唯一の被爆国の日本はそのリーダーであるべきなのに。

95歳を迎えられました。

11日、母が95歳の誕生日を迎えられた。乗り換えの高崎駅でブーケを買って持っていった。もうわからないかもしれないけど"95歳のおたんじょうびだよ"と。
7月初め体調が悪くなって入院したときはもうだなのめかな?と思ったけど、母は生命力が強い。

作家のねじめ正一さんが、パーキンソー病に似た症状で入院していらっしゃるお母さんの病院に毎日通っているとの取材記事が読売新聞にありました。"おふくろとつきあっている時間が仕事より大切と思うくらい面白い,介護に苦労はあるけど退屈したことは一度もありません"と。お母さんは、"正一,私を見ろ。私を見れば修行になるから"といったそうです。
"わたしの死ぬまでをみておきなさい、何かの役に立つだろう"と解釈しているそうです。

私もそう思う。母のところに通って退屈になったり、嫌だと思ったことは一度もない。
母の老いていく姿を見ながら自分も多くを学んでいる。6年前介護が始まった時、兄妹関係がぎくしゃくしてバラバラになってしまったけど、ここになって兄妹がまた一つになってきた。よくわからなくなっている母ですが,一番うれしいことかもしれません。

ショック!

スティーブ・ジョブズ逝く

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