What's New | Michiko Yoshino | ジャズボーカリスト 吉野美知子

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2013年11月アーカイブ

理想が俺を呼んでいる

今日LessonにいらしたWさんから素敵な言葉を聞いちゃった。

取り組んでいた発声がすごくよくなったので、そこから話が広がって、
彼女が、7−80代で乗馬をやっている男性の話をしてくれました。
70年もやっているのに、まだ,まだと"理想が俺をよんでいる"って頑張って、乗馬を極めようと励んでいるという言う話

"ワー!"と私。その的を得た楽しい表現に二人で思わず盛り上がった。
芸の道もスポーツでも仕事でも何でも、何かをやり出せば、もっと極めたいとの気持で進んで行くと思うのだけど。
そのおじさまは、
"嵐が俺を呼んでいる"ではなく(若い人は解らないよね?映画を知らないもんね)
"理想が俺をよんでいる"って、毎日精進しているんだって。
納得!
ウケタ!

spice of life 41はすぐです

12月1日の私の教室のライブ(spice of life)のリハーサル無事終了。
今回は初めてのピアニストの小畑さん。譜面を見ておいて下さったので初めてでもスムースに進んだので一安心。
12月1日、初心者からプロまで、Lessonに来ている人たちが、12時半から新宿のピットインで歌います。
私は歌いませんが、TVで見るフィギアスケートのコーチの気分のようなものかな?
ドキドキ,ハラハラしながら、みんなを見守ります。半年かけてLesson,準備した歌を聴ける、楽しみなときでもあります。
スポーツじゃないので人と競いません。みんな世界でたった一人の個性。
自分らしい歌を歌って!"と。

私は仕掛け人、監督、コーチとして素敵なコンサートになるように!これはこれで、とても燃えます。

spice41chi2.jpg


68編の珠玉の言葉の贈り物

詩人でミュージシャンのMadokiさん(山崎円城)から、出来たばかりの
詩集"紙よさらば"をプレゼントしていただいた。

美しく,優しく,鋭い68編の珠玉の言葉の贈り物
ちょっとご紹介します。

最初の詩は、

No.1
欲しいと思って手にした自由は、自由と同じくらい不自由が付いている。本当に自由になりたければ手放すことだ。

No.6
小鳥は一つだけ言葉を持っていて、それは"愛してる" なのだと友人から教えてもらった。
朝に耳を澄ますとたくさんの小鳥の声が聞こえる。
世界に愛をありがとう。

最後はタイトルの"紙よさらば"

No.68
お金を得るより、
関わらない。
異論なし?
同意?
その方が幸福に近づく。
紙よさらば。
Farewell to paper

紙よさらば.jpg

Thank you!!!! Madoki



魔法にかかったんです

一品一品、木下シェフの魂のこもった料理で、美味しくて、おいしくて、幸せでした。

先月、木下威征氏の講演でシェフになるまでの体験談を聞かせていただく機会に恵まれました。後ろの席から感動のあまりすすり泣く声も。私もバッグからハンカチを取り出していました。久しぶりに、潔くかっこいい人の生の話に、引き込まれ幸せでした。

昨日、憧れの木下さんのレストランに友人と伺えました。
Au Gamin De Tokio(オーギュマンドトキオ)白金高輪5−5−10

人も料理も最高です。木下シェフが3階建ての建物を案内して下さいました。二階がフレンチのレストラン、一階はジャズが流れるバー、地下は洞窟のようなカウンターバーやHANAREという和風のフレンチ。

私は友人と二階でフレンチをいただき地下で一杯飲んで帰りました。
スタッフも生きのいい、気持のいいお兄さんばかり。

地下のカウンターで友人と、美味しかったことや講演で感動したことをうれしそうに話してたら、カウンターのスタッフのお兄さんは
"大将の魔法にかかったんですね"って。
"そう"です。

充電中です!

充電中です。8月のライブで私のリーダーバンドを解散したので今はライブは休止です。でもリーダーとしてのライブはないけど、所属しているコーラスのコンサートや海外の友人とのグループのパフォーマンスの予定など参加の機会はあるので、日頃の生活は同じで、元気です。リーダーバンドは、色んな意味で責任があるので、楽しいけど、すごいプレッシャーもあるので、"立ち止まってよかったなあ"と,今は思っています。来年また新たな気持で出発します。

プレッシャーがない分、秋は友人たちの展覧会やコンサート,芝居の公演、講演会など、目白押しでずいぶん楽しませていただいています。
今日は日本橋高島屋に幼なじみのマコちゃんの夫の建ちゃんこと陶芸家、三好建太郎の陶芸展に行ってきました。建ちゃんの作品は重厚で斬新で素晴らしいです。福井在住で、毎年高島屋で陶芸展をやっています。(今月19日まで。)妻のマコちゃんとの二人三脚で結婚してからずっとがんばっていい作品作りをしています。
私は海外で建ちゃんの作品展が出来たらいいね!なんて。外国人も喜ぶと思うので、ニューヨークで出来たらいいね、なんて。
建ちゃんと話していて、陶芸は日本の生活様式(茶道やお茶を飲む習慣など)と、一緒に歩んで来たけど、今はお茶をペットボトルで飲んだりするから、お茶碗がいらなくなっちゃって、そのうち陶芸なんかも廃れて、日本の文化がなくなっちゃうんじゃないか?なんて話を聞いて、頑張ってとエールを送ったけど、危機感を感じて帰ってきました。
昔、公民館とか日本中、何処にでもあった、水玉模様の湯のみ茶碗を作っていた会社は需要がなくなって今は、つぶれちゃったんだって。私だってティーバック使っちゃったりしてる....。
歌舞伎の海老蔵さんがテレビで言っていたけど、歌舞伎が廃れる危機感を感じているので若手が結束して頑張らなければ、って。
音楽だって、昔はクラブがたくさんあってミュージシャンもたくさん仕事があったけど。カラオケが出来てまた打ち込みなどで生演奏が必要とされなくなってしまった。時代とともに、いろいろ変わって行く。

写真は建ちゃんの作品です。花瓶。
写真.jpg


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