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2016年3月アーカイブ

憧れの瀬戸内海のアートの島へ

一泊二日で、瀬戸内の直島、犬島、豊島の3つの島の美術館を見てきました。楽しかった!
私は古典の宗教画は苦手で、現代アートや建築が好きなので、ずっと憧れでした。たった2日の下見のような旅でしたが、こんどはゆっくり行きたいです。つくづく日本は美しいなあと。美術館は内部の写真撮影は禁止なのでちょっとだけ様子を。

最初は豊島の豊島美術館。美しい棚田が広がり、瀬戸内海に囲まれた高台にある白いコンクリートのアートスペース。ガイドさんが、入る前に説明してくれたのですが、体験して感動。この美術館だけでも来てよかった思いました。シェルのような柱一つない構造。風、音、光を内部に取り込んで、床からは泉が湧き出て、無限の表情を見せてくれます。私は炎を見て飽きないように、1日に水の動きをずっとみていても飽きない、静けさ、自然と一体になって、素晴らしいミュージアム。アートは内藤礼氏、建築は西沢立衛氏。

直島の地中美術館は安藤忠雄設計のコンクリート打ちっ放しの建築でクロード.モネ。ジェームズ、タレル。ウオルター.デ.マリアと3人の作品が常設されています。
建物に入っただけですごく気持ちが嬉しくなった。大好きな安藤忠雄氏の設計した建物の中なのだ。アメリカのフォートワース美術館も安藤氏の作。ダラスに行った時に寄ったことがある。大阪の光の教会というのも見たいなあ。

中は、モネの部屋、"睡蓮の池"が、今まで見たモネのどの絵よりも美しかった。真っ白なたっぷりの広いスペースに眩い。舞台、演出の力もすごくある。特にスペースの力。
ジェームズ、タレルの部屋は光の作品。感動、ハートが飛ばされた。
ウオルター.デ.マリアも楽しかった。瀬戸内の島の現代アートは身体で感じる、体験型。
ぜひまた行きたい。直島から.jpg
それと瀬戸内の美しい海、景色を眺めに!
Uno-chinu.jpg
宇野港にあった uno chinu この鯛は廃物で、できています。

Cool!

3月も半ば近く、桜の便りもそろそろの季節になってしまいました。
なってしまいましたなんて、相変わらずバタバタの毎日です。

2月の自由が丘のハイフンでのライブは、いい感じで終わりました。次回は6月23日に決まりました。部屋はリビングでのホームライブのようなリラックスした雰囲気で、山口さんのアコギとベースの武田さんとの共演はオルガンライブとは違った感じになので、楽しみが増えました

昨夜は、知り合いのタップの公演.Power of Tapの"Step Forward"の座高円寺へ。東日本大震災復興支援チャリティータップライブ。
彼らは、震災後から現地に通い支援活動をしています。

公演は、浦上雄次、群青、Yoshiko,中山貴踏の4人のタップダンサーと、BassのSunapanngとpianoはヤマザキタケルの6人。今回は公演の収益から宮城県、南三陸町のダンススタジオに大きな鏡を贈りたいと、ステージ上から報告。彼らの純粋さや優しさは、すごい伝わって彼らの活動にも感動。

シンプルに、pianistとbassistそして人数分の4つタップの台だけのステージ。4人ともモノトーンの飾りけのないT-Shirsと黒いパンツ姿で足で奏でる強力なリズムとシンプルな動きだけの表現。文句なくかっこよかった!ステージも音楽もセンスいい。ハリウッドでもタキシードでもないマニッシュな音の世界、So cool!

彼らの活動といい、タップのスタイルといい、センスがいいひとたちだなあ!と、感心、感動!気持ちのいい夜でした。ありがとうございました!

(こんなメッセージが椅子に置かれていました、見にくいかもしれないけど、私の説明よりつたわるかな?)
tap.jpg

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